模型を作る時、帯板のお世話になる事が多くあります。
写真は上から、福原製0.8mm、フクシマ製0.7mm、K&S製0.7mmです。
福原製の帯板は、線材に圧力を加えて平たくしているようで、他と比べて材料が固くなっているようです。
また、ほぼ対称形に仕上がっています。
長さは約29cmで、3社中最も長い製品です。
フクシマ製の帯板は、板材を切断して製造されているようです。
そのため、切断面にかえりが見られ、非対称形になってしまっています。
長さは178mmで、3社中最も短い寸法です。
K&S製の帯板は3社の中では後発です。フクシマ製同様、板材を切断して製造されているようで、断面にかえりがあるのも同様です。
長さは25cmで、HOクラスなら、客車のウィンドシル・ヘッダに使える長さです。
私個人としては、福原の帯板が好きなのですが、店主はもう作らないと宣言しており、残念です。
森井 義博 (morii yoshihiro)
mory@morii.jp