ポイントを製作する


組立式レイアウトにポイントを追加しましたのでその時の製作過程を紹介します。
ハンドスパイクで線路を作る事を難しいと思っておられる人が多いようですが、やってみれば意外と簡単です。

 

  1. 路盤まずは、路盤を作成です。
    9mm厚ベニア合板の上に2mmと1mmのコルク板を重ねて張っています。
    組立式のレイアウトでは路盤を作るのが最も手のかかる作業です。
  2. 枕木枕木を所定の長さに切断し、所定の間隔で接着しました
    今回は、ME社製の着色済みの枕木を使って手間を省きました。
  3. レールストックレールのポイントレールが当たる部分を削ります。
    ポイントレールの先端の厚みは0にはできないので、接触する部分のストックレールの頭も少し削り込みます。
  4. 基準レール前述のストックレールをスパイクし、それを基準として線路を組み立てていきます。
  5. フログ1フログレールは2本のレールを所定の角度に合わせるのですが、その合せ面と反対側(車輪の通る側)のレールの頭を少し削っておきます。
  6. フログフログレールが重なる面を所定の角度(今回は分岐角8度なのでその半分の4度)に削ります。
  7. フログ接合0.05mmの燐銅板の上にレールを半田付けし、フログを作ります。
  8. ウィングレールウイングレールを半田付けします。その先のクロージャレールがフログレールとまっすぐになるように定規を当てて位置決めを行っています。
  9. ウィング2もう一方のウィングレールも半田付けします。
  10. フログのスパイクトラックゲージを使い、所定の位置にフログ部分をまず、スパイクします。
    その後、線路全体をスパイクしていきます。
  11. ポイントレールポイントレールの車輪の通る側もレールの頭を削っておきます。
  12. ポイントレールポイントレールのストックレールと接触する側を削ります。
    ここの角度は適当に決めています。
  13. ポイントレール先端ポイントレールの左右2本を接合します。
    0.3mm厚の洋白板2枚でレールの底部を挟む形に半田付けしています。
  14. 完成配線等はまだですが、線路としては一応これで完成です。
  15. ポイントフログ部分ポイントレール部分各部の写真です。

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森井 義博 (morii yoshihiro)

mory@morii.jp